形見とて何か残さむ

備忘録。雪のように消えるのが夢。

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今日はちょっとだけ進展しました。でもまだ遅いと言われました。遅いです。自分がどれくらい遅いのかわからないのが辛いです。前よりちょっとはマシになったかな、と思っていたらそんなことはなかったようです。遅いです。

なんだか根本的に考え方を間違えているのかもしれません。でも、考え方を変えて生き方を変えて、仕事も趣味も夢も全部変えて、それでも私は私なのでしょうか。これまで生きてきた道のりが私だというのなら、これから生きていく道のりも私になるのでしょう。そうであるならば、今私が別々の未来の私を思い浮かべるということはどういう意味を持つのでしょうか。複数の未来の私がすべて私であるのなら、きっと今の私が選ばなかった道を選んでいる別の今の私も、過去の自分が思い描いていた私の中にいたはずです。きっとその中には幸せな私もいることでしょう。私は幸せになることが出来たはず、私にはその可能性だけで十分です。

明日はドッペルゲンガーの私に出会えて死ねますように。