形見とて何か残さむ

備忘録。雪のように消えるのが夢。

4の16

朝は普通に目が覚めました。実はいつも普通に目は覚めているのですが、二度寝率がほぼ100%なので実は二度寝しない方が寝起きがいいのではないか。あと、起きた直後にテレビをつけない方が寝起きはよくなる感じです。最近の数少ない収穫。

スマホが欲しいのですが、普通にガラケーからスマホに変えると値段が高いそうなので白ロムを買って格安simを突っ込んでどうのこうの、という話を昨日聞いてました。パソコンや携帯のような機械は用語がいまいちよくわかってません。ここにも魔法の呪文が流れてるなー、と思いつつ、スマホ欲しいなー、と漠然と思いつつ。ちょっと調べて買ってみようとは思います。1万程度なら、最悪高い勉強代だと思える、かどうか、というライン。

夜中に見返したら、今朝こんな文章書いたっけと思う始末。パソコンをつけたような記憶はうっすらと。相変わらず寝起きには強くなれません。

どうでもいいですが、今朝という単語は良いですね。音の軽さと文字の軽さがあっている。水色のイメージです。別に文字に色がついて見えたりはしませんが。

4の15

日付変わりました。

やはり同好の士と話をするのは楽しい。現状、私の周りの人が小説をまったく読まないのでなおさら。私よりたくさん知識を持った人の話をただ、へーと言いながら聞いて、時たま話を振るような感じが一番気楽で良いです。別に生きるためにしていることと、やりたいからやってることを一緒にしなくてもいいのだと再確認した次第。当たり前のことですが、最近よくそんな風に生きろと言われているような気がしたので。実際はそんな意味で言われてないかもしれないけれど、私がそんな風に受け取っているというのは事実。

この前もたぶんこんなこと書いた気がします。まあ、書いているということは問題が解決していないということなので。はぁ、良くないんでしょうね。

4の14

眠れないのです。

取り敢えず一日一回文章を書くための日記なので、この記事は14日の分にカウント。

眠れないのです。どうやったら眠ることが出来るのか、眠り方を忘れてしまったような。どうしましょうか。

規則正しい生活という正しさに照らされて、規則正しく生活しようと思っても出来ない私は、何か悪いことをしているような罪悪感に駆られるのです。

眠ろうとすると、色々なことが頭に浮かんできて眠れない。眠りたいです。眠れないのが不安です。その不安のせいでまた眠れないといった悪循環。

自分に合った正しい睡眠時間を取らないといけないと思ってしまうのも、きっと良くないのでしょう。でも、そう思えてしまうことを、思わなくすることは難しいです。思考の転換が苦手なのかもしれません。

4の13

某O氏の会見について。

可哀想だなぁと感じると同時に、とても怖いとも感じた。O氏の論理は科学の世界では成り立たないものだった。今までそのことをO氏に教えてあげる人がいなかったということが恐ろしくて仕方がない。大学は科学の文法を教える教育の場だと信じていたのに、そうではなかった、少なくともそうでない場所があるらしい。

科学だって言語と一緒だと思う。誰かに教えて貰わなければ普通は話すことすらままならない。高校で学ぶ科学というのは、言うなれば科学という言葉の単語である。科学という言語で話すには、単語と文法の両方を知っていなければ話すことは出来ない。そのための文法を教えるのが大学ではないのだろうか。

英語で例えてみよう。事前知識なしで英語話者といきなり話をしたって、話せる人間はいない。そこで、英語を話せるようになるにはどうすればいいだろうか。そのまま英語話者と話し続けて、その文法を理解するのも一つの手だろう。しかし、そんなことが出来る人間はほんの一握りである。普通は英語の文法を学んでから実際に英語話者と話すのが正攻法ではなかろうか。科学だって同じである。科学という言語の文法を学んでから、実際に科学で話をしてみる。そのために文法を学ぶ場所が大学ではないのか。O氏の置かれていた環境は、つまりはひたすら科学話者と科学という言語で話す機会を与えられていただけで、その文法を教える人が誰もいなかったのではないか。

もしも大学がそのような場所になってしまっていて、科学の文法を教えなくなってしまっているなら、O氏のような人は何人もいるはずである。その人たちは不幸である。大学の理系の博士という肩書は、少なくとも科学という言語で話せる最低水準の文法は持っているという意味を持つ。そのような肩書きを与えるのに、科学という文法を教えないというのはどういうことか。博士という肩書にはそれ相応の責任がある。その責任も取れない人間、つまり科学という言葉で話せない人間に博士号を与える大学にも少々怒りを感じる。教育をしない大学などというものは、詐欺のようなものではないのか。

なんだか書いていて支離滅裂になってきたのでここら辺でやめておく。言葉遣いが過激になっている時はまともな理論で話ができていないのは今までの経験でよく身に染みているので。

後で書きなおす可能性が無きにしも非ずだけど、あんまりしないんじゃないかなという気がする。面倒だし、文章にすることでとりあえずは多少吐き出せたような気がする。まあ、校正した方が自分のためにはなるんだろうけど。そんな体力があればするくらいの気持ちで。

あと一度理系の道に進んだ後に、あれ、もしかして私は科学という言語を習得するのに向いていないんじゃないか、と気付いてしまった後に修正がきかないような気がするのもとても怖い。人生一発勝負なんてしたくないです。

4の12

酷い夢だった。

音楽に人格を閉じ込めることが出来ないかと研究している男がいた。その男は牛などの動物なら音楽で再現することが出来るようになっていたが、ついに人間は再現できずに死んでしまったと言われる。時は変わって今。街の権力者の女主人はスナッフフィルムをを制作するという裏の顔があった。もちろん女主人自身の趣味も兼ね備えたものであった。その女主人に大掛かりな依頼が舞い込んだ。完成したフィルムを見た女主人は、突如人格が変わったように笑い始める。あの男は死ぬ直前に既存の音楽では人間は再現できないと諦めて、新しい音を探していた。そしてついに男が見つけた人間を再現できる音、それが人間の悲鳴だったのである。かくして男は今によみがえることとなった。

まあ、この後一瞬で主人公に殺されたんですが。止めはCD手裏剣。

なんだか黒鷺死体宅配便とかそこら辺みたいな感じ。人の死に抵抗がない夢でした。

概略はこんな感じだけど、実際はもっとシリーズものチックな感じだった。書いてないけど主人公がその男について調べたりするくだりとか、そっちの方が長さとしてはメインな感じ。

見る夢は参加型の夢と視聴型の夢に分かれる感じ。言うなればゲームの夢とアニメの夢。

睡眠の質が落ちて唯一良かったことはほぼ毎日夢を見れることですね。楽しいのは楽しいんですが、喜んでいいのかは微妙な所。幸いなことに現実と混同して頭が変になりそうなリアリティのある夢はあんまり見ません。

夢は夢カテゴリーでも作っておこうか。ここら辺の呼び方、あんまり使ってないので正しいのかよくわかってません。

4の11

全て許される気がした、そんな夢。

例えるならトレイントレインのPVが一番近いように思う。荒野を線路に沿って走り出す、そんな夢。走り出した瞬間に、そのこと以外全てから解放された気がした。最近のリクルートのCMも近い気がするが、ちょっと違うか。線路という道しるべがあり、その果ては果てしなく遠くてその果てを見ることはないだろうという安心感がある。走り出した瞬間が一番幸せなんだと思う。誰かが、さあ行こうか、と手を差し伸べてくれるとなお良い。夢の中では私がその役目だったけど。

全てを投げ出して冒険家にでもなりたいのかもしれない。

4の10

私が私という記号の寄せ集めでなく私である理由とは。

私を特徴で表現しようとすると、私と同じ個性を持つ私より優れた人がいるような気がしてならないので生きている理由がよくわからなくなります。まあ、私より優れた私は私ではないのかもしれませんが、そのような存在がいるならば私が存在する理由とはなんなのでしょうか。世界で二番目以下である存在が生きていてはいけないような気がします。案外、私はプライドが高いのかもしれません。自尊心の無いプライドとは。

つまるところ、私が私である理由とは私が私であると私がまだ信じているからなのでしょう。案外、脆そうなものですが、何故まだ私はこんなことを信じられているのか。

ところでこれ、備忘録だった気がするのですが。ここ最近は適当に思いついたことを書いている気がいます、ほら今だって。別にいいのですが。やはりネット上に現実のことを持ち込むのにまだまだ抵抗があります。ネットはネットであってほしいという私の願望みたいなものがあるのかもしれません。